アナログレコードが再び注目される理由
今再熱しているレコード。デジタル音楽が主流の現代において、なぜアナログレコードが若者を中心に人気を集めているのでしょうか。アメリカでは2020年に30数年ぶりにレコードの売り上げがCDを上回り、日本でも一度撤退したレコード会社がレコード生産を再開するなど、世界中でアナログレコードブームが巻き起こっています。
韓国のレコードカフェから始まった新しいムーブメント
特に韓国では、日本より一足早くレコードカフェが話題のカルチャースポットとして注目されています。驚くべきことに、訪問者の90%以上が20代・30代という若い世代。彼らはデジタルネイティブでありながら、今再熱しているレコードの魅力に惹かれているのです。
レコードカフェが人気の理由は、大きく分けて3つあります。
1. 自分で針を落とすアナログ体験
お客様が自身の好きなレコードを選び、針を落とすというオフラインならではの体験が楽しめます。デジタル配信にはない、レコードの奥行きのある音域と深みのある音質を心地良く感じる若者が増えています。

2. SNS映えするフォトジェニックな空間
レトロなインテリアや展示されたレコードジャケットは、写真スポットとして完璧。友人や大切な人と過ごす”第三の場所”としても人気です。

3. 音楽の新たな発見
1970年代、80年代の様々なレコードが用意され、親世代はもちろん若者たちにも音楽の楽しみと新たな発見を与えてくれます。

日本でも広がるレコードブーム
日本では2010年代後半、世界的に再評価されたシティポップの影響も追い風となり、レコード人気が急上昇。CDショップがレコード専門店を再びオープンさせ、中古レコードの取引も活発化しています。インバウンド観光客にも人気のスポットとなり、レコードショップには常設の中古レコードコーナーも登場しました。
今再熱しているレコードの扱い方 – 基本から保管・クリーニングまで完全ガイド
今再熱しているレコードを長く楽しむためには、正しい扱い方を身につけることが重要です。この記事では、レコード初心者の方でも安心して楽しめるよう、基本的な扱い方から保管方法、クリーニング方法まで詳しく解説していきます。
レコードの音が出る仕組み
レコードをジャケットから丁寧に取り出し、盤面を横にかざすと、音源がトラッキングされている「溝」があるのが分かります。この溝を針でトレースすることで音を読み取り、スピーカーから出力されて私たちに音楽を届けてくれるのです。このアナログな仕組みこそが、デジタル音源にはない温かみと奥行きを生み出します。
今再熱しているレコードの扱い方 – 基本編
正しいレコードの持ち方
今再熱しているレコードの扱い方で最も基本となるのが、正しい持ち方です。レコードを汚したり傷をつけたりしないため、盤面には絶対に触れないことが鉄則です。
推奨される持ち方:
- 両手で縁を挟む方法
- レコードの外側の縁を両手で優しく挟むように持つ
- 最も安定感のある持ち方
- 中指と親指で挟む方法
- センターのレーベル印刷面を中指で支える
- レコードの縁を親指で挟む
- 片手で持つ必要がある場合に便利
扱いに不安がある方は、レコードショップやレコードカフェのスタッフに遠慮なくお尋ねください。正しい持ち方を実際に見せてもらうことで、すぐに習得できるはずです。
レコードの種類を知ろう
今再熱しているレコードの扱い方を理解するには、レコードの種類を知ることも重要です。
LPレコード(12インチ)
- 直径約30cm(12インチ)の大きなレコード
- 主にアルバム作品に使用
- 回転数は通常33 1/3回転
シングルレコード(7インチ)
- 直径約17cm(7インチ)の小さなレコード
- シングル曲に使用
- 回転数は通常45回転
- ドーナツ盤(中央の穴が大きいタイプ)の場合は専用アダプターが必要
レコードの情報を読み取る
レコード中央のレーベル印刷面には、収録曲やアーティスト名のほかに、A面(サイド1)、B面(サイド2)、回転数(33 1/3回転または45回転)の記載があります。これもCDや配信にはないアナログな体験ですね。
どちらの盤面から聴くのも自由ですが、今再熱しているレコードの扱い方として、ジャケットの裏面やインナースリーブを眺めながら、まずはA面(サイド1)から聴いてみることをおすすめします。
レコードの再生方法
基本的な再生手順
- レコードをセットする
- 盤面センターの穴をレコードプレーヤーのセンタースピンドルに挿す
- ドーナツ盤の場合は付属のアダプターを使用
- 回転数を設定する
- レコードに記載された回転数を確認
- プレーヤーの回転数ボタンで適切な速度を選択
- 針を落とす
- 針をゆっくりと盤面に載せれば再生が始まります
- 自動式のプレーヤーの場合は、スタートボタンを押すだけで機械が自動で針を落としてくれます
回転数について理解しよう
回転数(rpm: revolutions per minute)とは、レコードの1分間での回転回数のことです。今再熱しているレコードの扱い方を完璧にマスターするには、この回転数の違いを理解することが大切です。
一般的な回転数:
- LPレコード:33 1/3回転
- シングルレコード:45回転
回転数による音質の違い: 回転数が異なることで、レコードの再生時間や音質の傾向に変化が生じます。同じ音源を33回転と45回転で比較した場合、音溝の幅が広く読み取り速度の速い45回転の方がより情報量が多く、高音質な再生が可能となります。
ただし、必ず指定された回転数で再生しましょう。間違った回転数で再生すると、音程が変わってしまい、本来の音楽を楽しむことができません。
今再熱しているレコードの扱い方 – クリーニング編
レコードをクリーニングする重要性
レコードに汚れやほこりが付着していると、音質が劣化したり、針が傷む原因になります。今再熱しているレコードの扱い方として、定期的なクリーニングは欠かせません。
クリーニングの基本
自宅でのクリーニング:
- 専用クリーナーの使用
- レコード専用のクリーニング液とブラシを使用
- 溝に沿って優しく拭き取る
- 決して盤面を強く擦らない
- カーボンブラシ
- 再生前の軽いほこり取りに最適
- 溝に沿って軽くブラッシング
- クリーニングクロス
- 静電気防止加工されたものを選ぶ
- マイクロファイバー製が効果的
レコードカフェやショップでのクリーニング: もし、レコードに汚れやほこりが目立つ場合には、スタッフにクリーニングをお願いしましょう。レコードカフェには、レコード専用のクリーナーが常備されています。プロの手でクリーニングしてもらうことで、安心して音楽を楽しめます。
古いレコードの注意点
古いレコードの中には、すでにキズが付いていたり、盤面が歪んでいたりするものがあります。再生時に部分的にノイズが発生したり、正しい回転数で再生できない場合もありますが、これもアナログレコードならではの特性として理解しましょう。
今再熱しているレコードの扱い方 – 保管編
正しい保管方法
今再熱しているレコードの扱い方において、保管方法は音質を長期的に保つための重要なポイントです。
基本的な保管ルール:
- 垂直に立てて保管
- レコードは必ず垂直に立てて保管
- 横に寝かせたり斜めに置くと盤面が歪む原因に
- 適切な温度と湿度
- 直射日光を避ける
- 高温多湿な場所は避ける
- 理想的な温度は15〜20℃、湿度は40〜50%
- 内袋とジャケットの使用
- 必ず内袋(インナースリーブ)に入れる
- ジャケットに戻して保護
- ポリエチレン製の内袋が推奨
- 詰め込みすぎない
- レコード同士を詰め込みすぎると盤面に負担
- 適度なスペースを保つ
- 専用の保管ケース
- レコード専用の棚やボックスを使用
- 本棚などでも代用可能(垂直保管ができれば)
針の扱い方
レコードプレーヤーの針(スタイラス)も消耗品です。定期的に交換することで、レコードへのダメージを防ぎ、音質を保つことができます。一般的に、50〜100時間の使用が交換の目安とされています。
まとめ:今再熱しているレコードの扱い方をマスターしよう
今再熱しているレコードの扱い方をマスターすることで、アナログレコードの魅力を最大限に楽しむことができます。
今日から実践できるポイント:
- 盤面には触れず、縁とレーベル面で持つ
- 正しい回転数で再生する
- 定期的にクリーニングする
- 垂直に立てて保管する
- 高温多湿を避ける
これらの基本を守れば、大切なレコードコレクションを何十年も美しい音質で楽しむことができます。デジタル時代だからこそ、アナログレコードの温かみのある音色と、針を落とすワクワク感を存分に味わいましょう。
今再熱しているレコードの扱い方を実践できる場所:レコードカフェ PHONO Kamakura
今再熱しているレコードの扱い方を実際に体験してみたい方には、鎌倉駅徒歩3分にあるPHONO Kamakuraというレコードカフェがおすすめです。
PHONO Kamakuraは、レコードと短編映画が楽しめるレコード シネマカフェです。ビートルズを始めとした洋楽、外国映画サントラ、シティポップとし てあらためて注目の J-POP、松田聖子ら 80 年代女性アイドル、アーバン K-POP な ど、約 500 枚のレコードをご用意しております。
また、10~20 分のショートフィルムを月毎に 3~4 本、毎日ループ上映(無料)致します。120 インチの大型スクリーンとヘッドフォンでお楽しみ下さい。 コメディやドラマを中心としたセレクションで、ひと時の心の潤いとちょっとした気 付きをお届け致します。

その他、店内にはオールディーズを彷彿させる Marshall ブランドのジュークボックスが 圧倒的な存在感でみなさまをお迎え致します。70 枚 140 曲の EP レコードを収納し、 レコードがセレクトされ音が奏でられるその瞬間は一見の価値があります。

美味しいコーヒーを飲みながら、レコードの奥行きのある音域に浸る時間は、デジタル音楽では味わえない特別な体験となるでしょう。今再熱しているレコードの世界に触れたい方は、ぜひPHONO Kamakuraを訪れてみてください。
| 住所 | 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13−36−5 |
| 電話 | 03-6455-0169 |
| 営業時間 | 11:00~17:00 |
| 定休日 | 水曜 |
| ホームページ | https://phono.cafe/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/phono_kamakura/p/DAFIm5BzCE5/ |
レコードカフェやレコードショップでは、スタッフが丁寧に扱い方を教えてくれます。分からないことがあれば、遠慮なく質問して、今再熱しているレコードの世界を存分に楽しんでください。

