ファインダー越しに覗く鎌倉は、いつもの景色よりも少しだけドラマチックで、どこか懐かしい。
そんな「レトロ」で「エモい」瞬間を切り取りながら歩く「鎌倉カメラ散歩」は、忙しい日々で忘れていた感性を呼び覚ましてくれます。
昭和の面影を残す純喫茶でひと休みしたり、歴史ある建物の陰影にハッとしたり。 一眼レフでも、スマホでも カメラを片手に巡る休日は、日常では見落としてしまう小さな物語に気づかせてくれる特別な時間です。
今回は、写真好きの心をくすぐる鎌倉のノスタルジックな風景と、撮影の合間に訪れたいスポットを6選ご紹介します。
そして、旅の始まりや締めくくりには—— 鎌倉駅近くのレコードカフェに、少しだけ立ち寄ってみませんか。 アナログレコードの温かな音色と、映画の灯りが揺れる空間は、それ自体がフォトジェニックな被写体。 撮りためた写真をゆっくり見返しながら、音と静寂に浸る「大人の隠れ家」時間が、レトロな鎌倉旅に心地よい余韻を添えてくれるはずです。
1.PHONO Kamakura(Music Gallery & Cafe)| 鎌倉 レコードカフェ どこを切り取っても絵になる「音の隠れ家」。
鎌倉のレトロで「エモい」風景を探すカメラ散歩の途中に、ぜひ立ち寄ってほしいのがPHONO Kamakuraです。
鎌倉駅西口から徒歩3分という好立地にありながら、まるで映画のセットのようなフォトジェニックな空間が広がるレコードカフェとして、カメラ好きや感度の高い人々が絶えません。

店内には約500枚のアナログレコードが並び、各席にレコードプレイヤーを完備。 お気に入りのジャケットを選んで針を落とすその瞬間や、回るレコードの盤面は、デジタルでは撮れない「エモい」被写体としての魅力も抜群。 中央の大型スピーカーから流れるクリアなサウンドとともに、 毎月セレクトされたショートフィルムを120インチのスクリーンで無料上映。
さらに、このレコードカフェでは音楽イベントも定期的に開催。 音楽と空間を楽しむ“大人の遊び場”としての熱気も高まっています。
また、週1ペースで開催している夜営業「夜PHONO」では、 バーテンダーを招き、昼よりも照明を落としたムーディーな空気に。 レコードの音とやわらかな光が重なり、より一層ノスタルジックで美しい写真が撮れる、鎌倉の夜の隠れ家時間を味わえます。 イベント利用や貸切も可能なので、特別な夜の撮影や集まりにもおすすめです。 (※詳細は公式ホームページ・SNSをご確認ください。)
鎌倉で、レトロな空気感とフォトジェニックな空間が重なる“音の隠れ家”を探しているなら、 PHONO Kamakuraはきっとカメラ散歩の締めくくりにふさわしい、心に残るひとときを届けてくれるはずです。



| 住所 | 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13−36−5 |
| 電話 | 03-6455-0169 |
| 営業時間 | 11:00~17:00(夜営業する日もあり。詳細はHPやSNSでご確認ください。) |
| 定休日 | 水曜 |
| ホームページ | https://phono.cafe/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/phono_kamakura/p/DAFIm5BzCE5/ |
2.ミルクホール | 鎌倉 レトロ・純喫茶 大正ロマンの光と影。ファインダー越しに覗く、老舗の空気感。
小町通りの喧騒から一本路地に入ると現れる、黒塗りの外壁が印象的なミルクホール。創業から40年以上、鎌倉の変遷を見守ってきたレトロな純喫茶です。 アンティークの調度品が並ぶ店内は、少し暗めの照明が落ち着きを演出しており、窓から差し込む自然光とのコントラストが絶妙に「エモい」空間を作り出しています。固めのプリンやコーヒーの湯気、使い込まれたテーブルの質感など、カメラ好きにはたまらない被写体が溢れています。



3.御霊神社(権五郎神社)| 鎌倉 エモい絶景 鳥居と江ノ電。鎌倉で一番シャッターチャンスを狙いたくなる場所。
長谷エリアにある御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、カメラを持って鎌倉に来たなら外せない撮影スポットです。 鳥居のすぐ目の前を江ノ電が横切るという、他では見られない光景が広がります。警報機が鳴り始め、カメラを構える瞬間の高揚感は格別。レトロな車体の江ノ電が駆け抜ける一瞬を切り取れば、誰かに見せたくなるようなドラマチックな一枚に。紫陽花の時期はもちろん、人の少ない冬の朝や夕暮れ時も、哀愁漂う美しい写真が撮れます。



| 住所 | 鎌倉市坂ノ下4-9 |
| 電話 | 0467-22-3251 |
| 拝観料/入館料 | 大 人:100円 小中高生:50円 |
| 拝観時間/入館時間 | 9時00分~17時00分 |
4.一条恵観山荘| 鎌倉 エモい建築・庭園 花手水と茅葺き屋根。京都の美意識が息づく、フォトジェニックな山荘
鎌倉駅からバスで約10分、浄明寺エリアに佇む国指定重要文化財一条恵観山荘は、京都から移築された美しい山荘です。 茅葺き屋根の古びた質感や、障子越しに差し込む柔らかな光は、シャッターを切らずにはいられない「和のレトロ」な空気に満ちています。
特にカメラ好きの心を掴んで離さないのが、季節の花々を水盤に浮かべた「花手水(はなちょうず)」。 歴史ある建築の渋さと、瑞々しい花の色彩のコントラストは最高にフォトジェニック。庭園の緑と建物が織りなす「エモい」日本美を切り取れる、大人のための撮影スポットです。



| 住所 | 鎌倉市浄明寺5-1-10 |
| 電話 | 0467-53-7900 |
| 拝観時間/入館時間 | 10:00~16:00(最終入園15:30)※11/20~12/21は9:30開門 |
5.極楽寺駅 | 鎌倉 レトロ駅舎 木造駅舎と赤いポスト。日本の原風景を切り取る
江ノ電に揺られて訪れたいのが、関東の駅百選にも選ばれている極楽寺駅。古びた木造の駅舎と、昔ながらの赤い丸ポストが並ぶ姿は、郷愁を誘う「エモい」風景の代表格です。 ドラマやアニメの舞台としても有名なこの駅は、何気ない日常の風景をドラマチックに見せてくれます。駅のベンチ、木漏れ日、トンネルから出てくる電車。派手な観光地ではないからこそ、カメラを通してゆっくりと向き合える、優しい時間が流れています。

| 住所 | 鎌倉市極楽寺3-7-4 |
6.稲村ヶ崎の夕暮れ | 鎌倉 エモい風景 マジックアワーの海と富士山。一日の終わりに撮りたい奇跡の色彩。
カメラ散歩の締めくくりにおすすめなのが、稲村ヶ崎から見る夕暮れです。ここは「かながわの景勝50選」にも選ばれており、天気の良い日には江の島と富士山のシルエットが海に浮かび上がります。 太陽が沈んだ直後の数十分間、「マジックアワー」と呼ばれる時間帯は、空と海が青から茜色、紫色へとグラデーションを描く最も「エモい」瞬間。波打ち際の反射や、佇む人々のシルエットなど、感性を刺激する風景が広がっています。


まとめ
今回ご紹介した鎌倉の「レトロ」で「エモい」スポットを巡るカメラ散歩は、ファインダー越しに街を見ることで、普段は見過ごしてしまうような光の美しさや、懐かしい物語に気づくことができる特別な時間です。純喫茶のアンティークな空気や、江ノ電が走る原風景を切り取るたび、自分だけの鎌倉の思い出が形になって残ります。
旅の締めくくりには、鎌倉駅西口から徒歩3分の レコードカフェ PHONO Kamakura に立ち寄って、一日の余韻を味わうのがおすすめです。 レコードの温かい音色が流れる落ち着いた空間で、今日撮った写真を見返したり、お気に入りの一枚をSNSにアップしたり。心地よい音楽とコーヒーの香りに包まれながら、カメラ散歩のフィナーレをゆったりと楽しんでみてください。


