鎌倉まで来たなら、少し足をのばして江の島まで。せっかくの一日、どちらか片方だけではもったいない——そう思っても、「両方を一日で回るのは忙しないかな」「どういう順番で回れば効率がいいんだろう」と迷ってしまう方は多いはずです。
実は、鎌倉と江の島は江ノ電一本で結ばれていて、欲張って両方を楽しむのにぴったりの組み合わせです。この記事では、鎌倉と江の島を一日でめぐるプランを、回る順番のコツもふくめて地元目線でご提案します。海沿いをのんびり走る江ノ電に乗って、鎌倉の落ち着いた社寺と、江の島の開放的な景色。二つの表情を一日で味わう過ごし方を、順を追ってご案内します。
鎌倉と江の島は「江ノ電一本」で結ばれている
まず知っておきたいのが、この二つのエリアのつながりです。鎌倉駅から江ノ島駅までは、江ノ電に乗って揺られること約25分。乗り換えなしの一本で行けます。
しかも江ノ電の車窓は、この区間がいちばんの見どころ。長谷、極楽寺、稲村ヶ崎、七里ヶ浜と、海沿いを走る区間が続き、移動時間そのものが観光になります。だからこそ、鎌倉と江の島は「わざわざ二日に分ける」より「一日でつなげる」のが気持ちのいい組み合わせなのです。
途中下車しながら回るなら、江ノ電が一日乗り降り自由になる「のりおりくん」(おとな800円)が便利です。きっぷやアクセスの詳しい話は鎌倉へのアクセス完全ガイドにまとめています。

回る順番のコツ|「江の島から」か「鎌倉から」か
一日プランで意外と大事なのが、どちらを先に回るかです。おすすめは、体力のあるうちに江の島を先に回ることです。
江の島は、島の頂上付近まで坂や階段を登るので、そこそこ歩きます。一日の後半で疲れた足だと登りがつらくなりがち。午前中の元気なうちに江の島を攻略し、午後は鎌倉の街をゆっくり散策して、夕方は落ち着いたカフェで締めくくる——この流れが、いちばん無理なく満喫できます。
もちろん逆でも構いません。朝の鎌倉の静けさを味わってから、午後に江の島でサンセットを見る、という組み立ても魅力的です。自分の「見たい景色の時間帯」で選んでみてください。

【午前】江の島を満喫する
江ノ電「江ノ島駅」から江の島までは徒歩15分ほど。弁天橋を渡って島へ入ると、参道の商店街から観光が始まります。
江島神社と参道
島の入口から続く参道には、しらすを使った料理やお土産物の店が並びます。まずは江島神社にお参りしながら、島の空気を感じましょう。

エスカーで頂上へ、シーキャンドルの絶景
頂上付近まで階段で登ると20分ほどかかりますが、有料の屋外エスカレーター「エスカー」を使えば約5分。歩く体力を温存できます。頂上一帯には、四季の花が楽しめる江の島サムエル・コッキング苑と、展望灯台「江の島シーキャンドル」があります。展望台からの相模湾のパノラマは、江の島観光のハイライトです。

岩屋・稚児ヶ淵まで足をのばす
時間と体力に余裕があれば、島の奥の稚児ヶ淵や、波が作った海食洞窟「江の島岩屋」まで。海のすぐそばまで下りる、探検気分の味わえるエリアです。ここまで回ると江の島をしっかり満喫できます。

【昼】江ノ電で移動しながらランチ
江の島でしらす料理を食べるのもいいですし、江ノ電で移動しながら好きな駅で途中下車して昼食にするのも楽しい過ごし方です。七里ヶ浜や稲村ヶ崎には海を眺められるお店が多く、車窓の景色そのものがごちそうになります。
鎌倉のグルメを詳しく知りたい方は鎌倉 日帰り旅 観光モデルコースもあわせてご覧ください。

【午後】鎌倉の街をゆっくり散策
午後は鎌倉へ戻り、落ち着いた街歩きを。長谷で途中下車すれば大仏や長谷寺、鎌倉駅まで戻れば鶴岡八幡宮や小町通りが楽しめます。江の島の開放的な景色のあとに、鎌倉の緑と社寺の静けさを味わうと、一日のなかで気分の切り替えができて、二つのエリアそれぞれの良さが引き立ちます。
混雑を避けて静かに過ごしたい方は、裏鎌倉で見つけた静かなカフェ5選や大人の隠れ名所 穴場ガイドも参考になります。

【夕方】一日の締めくくりに レコードカフェ PHONO Kamakura
江の島の坂を登り、鎌倉の街を歩き回った一日の終わりには、静かに座って余韻に浸れる場所を。鎌倉駅から歩いてすぐのPHONO Kamakuraは、レコードを聴きながらドリンクや軽食を楽しめるレコードカフェ・シネマカフェです。
席料・ミュージックチャージは無料で、ドリンク1杯から利用できます。120インチのスクリーンに流れる月替わりのショートフィルムと、多彩なレコードの音が、歩き疲れた体をやさしくほぐしてくれます。海と社寺をめぐった一日を振り返る、静かな一杯にぴったりの空間です。

はじめての方はレコードカフェとは?初めてでも楽しめる魅力を紹介したガイドもどうぞ。お店の場所や営業時間はACCESSページ、メニューはMENUページでご確認いただけます。
| 住所 | 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13-36-5 |
|---|---|
| 電話 | 070-8473-6969 |
| 営業時間 | 11:00〜17:00(夜営業あり。詳細はHP・SNSでご確認ください) |
| 定休日 | 水曜 |
| 席料・ミュージックチャージ | なし |
| 電源 | あり |
| ノートPC・読書 | OK |
| 滞在時間 | 制限なし(混雑時はあり) |
| レコード持ち込み | OK |
| ホームページ | https://phono.cafe/ |
| 公式Instagram | @phono_kamakura |
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一日プラン早見表
鎌倉と江の島を一日でめぐる流れをまとめると、こうなります。
- 午前:江ノ電で江ノ島駅へ → 江の島を攻略(江島神社・エスカー・シーキャンドル・岩屋)
- 昼:江ノ電で移動しながら、海沿いの駅で途中下車してランチ
- 午後:鎌倉へ戻り、大仏・長谷寺や鶴岡八幡宮・小町通りを散策
- 夕方:PHONO Kamakuraでおやつ時間。レコードとともに一日を締めくくり

よくある質問(FAQ)
Q. 鎌倉から江の島まではどうやって行きますか?
A. 江ノ電で鎌倉駅から江ノ島駅まで、乗り換えなしの約25分です。長谷や七里ヶ浜など海沿いの人気スポットを通るので、移動そのものが観光になります。
Q. 鎌倉と江の島を一日で両方回れますか?
A. 回れます。江ノ電一本でつながっているので、午前に江の島、午後に鎌倉という流れなら無理なく両方楽しめます。途中下車するなら江ノ電一日乗車券「のりおりくん」が便利です。
Q. 江の島と鎌倉、どちらを先に回るのがいいですか?
A. 体力のあるうちに江の島を先に回るのがおすすめです。江の島は坂や階段が多いため、元気な午前中に登り、午後は鎌倉をゆっくり歩く流れが楽です。
Q. 江の島の頂上まで階段を登るのが大変です。楽な方法はありますか?
A. 有料の屋外エスカレーター「エスカー」を使えば、階段で20分ほどの道のりを約5分で登れます。歩く体力を温存したい方におすすめです。
まとめ|江ノ電でつなぐ、海と社寺の欲張りな一日
鎌倉と江の島は、江ノ電一本で結ばれた相性抜群の組み合わせです。体力のあるうちに江の島を回り、午後は鎌倉をゆっくり散策、夕方は静かなカフェで締めくくる。この流れに乗れば、開放的な海の景色と、落ち着いた社寺の風情という二つの表情を、一日で無理なく味わえます。
海沿いを走る江ノ電の車窓も、この旅の大きな楽しみのひとつ。ぜひ途中下車も楽しみながら、自分だけの欲張りな一日を組み立ててみてください。







